精麻注連縄ー五穀豊穣ー

精麻注連縄ー五穀豊穣ー

注連縄に稲穂をプラスしたことで五穀豊穣を表しています。シンプルなデザインなので和洋どちらのお家にもなじみます。

<材料>
・精麻（栃木県産）
・稲穂（白米）（奈良県岩井農園）

<精麻とは>
大麻（おおあさ）の茎から取れた皮から表皮を取り除き、靱皮部分を取り出したものです。 独特の光沢を持つ強靭な繊維で、麻といえば、かつてはこの精麻を指していました。
衣服、釣り糸や漁網、太鼓や鼓の皮を止める縄、凧糸、下駄の芯縄など幅広く用いられていました。
尚、精麻に空気や水、他の物質を浄化する作用はありません。
現在、精麻の多くは神道儀式の場で使われ、繊維の輝きがあるほど、祓い清めの力が強いと考えられています。 神職が振る、払い串に巻きつけられるものも精麻です。
神道儀式である大相撲の横綱の綱も精麻で作られています。

<制作について>
人差し指と親指で左向きに拠っていきます。拠っている間にできた余分な精麻や、継ぎ足した精麻はハサミで切らずに火を使って燃やし整えます。そのため、焦げ目がある場合がございます。

<飾り方>
部屋の中で玄関に向けて飾ってください。
精麻の意味合い（説明参照）から毎年交換せず、何年も飾って頂けます。